全日本博物館学会 2019 年度 博物館教育研究会(中止になりました)

全日本博物館学会 2019 年度 博物館教育研究会「古代体験のこれまでとこれから」~歴史・考古系博物館の教育プログラムを考える~

(中止になりました)

 群馬県は、東日本一の古墳王国であり、近年、古墳時代を含む古代の文化を「東国文化」として県のPRに活かしています。県内にに1万3000基以上あるという古墳をはじめ、日本の旧石器時代の存在を証明した岩宿遺跡、高度な技術で耳飾りを作った縄文時代のムラ・茅野遺跡、榛名山噴火の火砕流下から発見された「甲を着た古墳人」の金井東裏遺跡など、歴史遺産、考古遺産が豊富な土地柄といえます。 

 そして、博物館や資料館では多種多様な体験活動が行われ、親しまれています。かみつけの里博物館でも、開館以来「古代体験」に力を入れており、数多くのメニューを実施してきました。そして、博物館は楽しい場所であり、博物館に行けば何らかの体験ができるというイメージが定着してきました。

 しかし、「博物館における体験とは何か」「体験を通して来館者にどのような学びを提供するか」については、まだ十分に議論されているとはいえないところです。 本研究会では、群馬県内で体験活動に力を入れている歴史・考古系博物館の担当者に事例を紹介していただき、体験活動の現状を共有するとともに、その成果と課題からこれからの歴史・考古系博物館が目指すべき教育プログラムについて考えていきたいと思います。

日 時:2020年2月29 日( 土) 10:30~16:45

会 場:かみつけの里博物館研修室

参加費:無料

主 催:全日本博物館学会・教育研究会

共 催:かみつけの里博物館

◇プログラム(発表者については交渉中。各施設の若手職員を起用予定)

10:30〜12:00 かみつけの里博物館および保渡田古墳群見学

       (バックヤード見学、はにわ工房見学を含む)12:30〜    受 付

13:00〜13:10 開会挨拶:小笠原喜康(日本大学)

13:10〜13:20 趣旨説明:横山千晶(かみつけの里博物館)13:20〜13:40 かみつけの里博物館の教育プログラム :原佳子(かみつけの里博物館)

14:00〜14:20  多胡碑記念館の体験活動:西川正道(高崎市・多胡記念館)

14:20〜14:40  岩宿博物館の体験活動:小菅将夫(みどり市・岩宿博物館)

14:40〜15:00  耳飾り館の体験活動:角田祥子(榛東村・耳飾り館)                         15:00〜15:10 休憩

15:10〜15:30  地域の特性を活かした埋蔵文化財活用事業『大室古墳の教室』の体験活動:前原豊(前橋市教育委員会)

15:30〜15:50  歴史博物館の体験活動:下田裕康(群馬県立歴史博物館)

15:50〜16:10 埋蔵文化財調査事業団の体験活動:大西雅広(公財・群馬県埋蔵文化財調査事業団)                    

16:10~16:30 古墳学習プログラムについて:桜井美枝(群馬県教育委員会文化財保護課)

16:30〜16:45 協議(ここまで参加の方はぐるりん大八木線で高崎駅へ戻れます)

17:00〜17:45 情報交換会(ここまで参加の方は群馬パスで高崎駅へ戻れます)

◇ 申し込み 件名に「博物館教育研究会参加希望」と入れ、本文に、氏名、所属、携帯番号、メールアドレス、情報交換会の参加有無を明記して、Email で下記までお申し込みください。参加は、全日本博物館学会会員であるかは問いません。

締め切り:令和2年2月23日

申 込 先:かみつけの里博物館 横山千晶   

    (chiakiyokoyama@nifty.com)