第46回研究大会御礼
研究大会が終了しました。
多くの方々の御協力・御参加により、今年度の研究大会が成功裡に終わりました。大変ありがとうございました。
コロナ禍のため、7月初旬に予定していた今年度の学会の総会と研究大会は延期となり、総会はハガキによる投票、研究大会は、2月7日から2月15日までの9日間のオンデマンド配信によって行われました。全く初めての経験であったことや、オンデマインド配信の詳細についての決断が遅れたこともあり、研究発表をしていただいた会員の皆さんや、視聴していただいた方々にも混乱をきたすところがあったことを、お詫びいたします。
研究大会の終了後にアンケートを実施しました。学会に対する率直なご意見を多数いただきましたが、オンデマンド配信については、じっくりと視聴することができたと、おおむね好評でした。リモートのメリットとデメリットを確認しながら、今後の学会の運営に生かしていきたいと思っております。
YouTubeによるオンデマンド配信については、36件の発表に対して、のべ7100件の視聴回数、310件のコメントがありました。また学会員以外でも事務局に申し込みがあった方には聴取可能としましたところ、111人の方からの申込みがありました。通常の研究大会では学会員以外の参加は20~30名程度ですので、学会の研究活動を広めることに対しても効果がありました。
成果を残して研究大会が終了したことについて、広く学会員の皆さまに感謝いたします。
全日本博物館学会
会長 布谷知夫